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トピックス

中南米地域への展開

エルサルバドルやコロンビア、ペルー、チリといった中南米地域との新たな共同研究を推進しています。

若手研究者の育成

京都大学の認知度のさらなる拡大と中南米地域からの優秀な学生の受け入れを目指します。

プロジェクト

メキシコ・シワタネホの中学生が地震・津波に備えるための活動をスタートさせました。

京都大学On-site Laboratory

地震・津波未災学国際Lab

京都大学On-site Laboratory「地震・津波未災学国際Lab」は世界の沈み込み帯における「比較地震・津波災害科学」研究拠点形成を目的に、京都大学とメキシコ国立自治大学に設置されたクロスバウンド型の現地運営型研究室です。京都大学防災研究所内に、メキシコ国立自治大学の研究者らが滞在する研究室が設を、またメキシコ国立自治大学工学部内に京都大学の研究者らが滞在する研究室を設けて、両大学が共同で運営しています。海外機関等と活発な研究交流を行い、地震・津波に関する最先端研究を進めることを目指します。

目指すべき「比較地震・津波災害科学」とは

世界の沈み込み帯で将来発生が危惧される巨大地震と津波災害のリスク軽減に向けた学際的研究を実施していきます。特に、理・工・人文・社会科学による学際的な視点から研究を行うことに特徴があります。理学的視点から、地震や津波発生メカニズムに関する研究を推進し、工学的な知見に基づいて、ハード・ソフト両面から災害リスク軽減策を検討していきます。そして、それらにより得られた成果を基に、人文・社会科学的知見を用いて、政府・自治体・地域と連携して防災行動を促すリスクコミュニケーションを行い、社会実装を目指します。日本とメキシコ、双方でこれらの研究を推進することで、一か国、一地域でのみ研究するだけでは得られない、より包括的で実践的な知を創出することにつながります。

中南米地域への展開

日本と中南米地域は、地震テクトニクスや地震・津波災害の経験などが共通するものの、これまで地理的な距離が一因となって十分な共同研究が実施されていませんでした。そこで、メキシコ国立自治大学に設置したOn-site Laboratoryを拠点として、エルサルバドルやコロンビア、ペルー、チリといった中南米地域との新たな共同研究を推進していきます。

若手研究者の育成

地震・津波災害の研究をリードする防災研究所と国際水準のメキシコ国立自治大学との共同研究を双方の若手研究者や学生らと実施することで、海外で活躍できる若手研究者の育成を進めます。また、中南米地域の学生に向けた地震・津波災害科学に関するサマースクール、ワークショップ等を開催することにより京都大学の認知度のさらなる拡大と中南米地域からの優秀な学生の受け入れを目指します。

プロジェクト

地震と津波はなぜ起こる?

地震と津波はなぜ起こるのでしょうか?メキシコ・シワタネホでの地震・津波体験談を交えながら、地震観測活動を専門とする研究者がグラフィックを使って分かりやすく説明します。

地域防災グループができるまで~メキシコ・シワタネホ防災局員の挑戦~

地域住民が防災に取り組むと、まちはどう変わるだろうか?メキシコ・シワタネホ防災局職員と日本人研究者とがともに進めた地域防災グループを結成していくアクション!ビジュアル・エスノグラフィーで見ていこう。2016年から2019年までの約4年間でみられた防災局職員の変化や地域防災グループの発展を、1人の防災局職員にスポットライトを当て、日本人研究者の見方でまとめている。

太平洋を越える防災教育~メキシコと日本の中学生交流~

メキシコ・シワタネホの中学生が地震・津波に備えるための活動をスタートさせました。避難訓練や防災マップ作成の取り組みのきっかけとなったのは、日本の中学校とのオンライン防災交流でした。交流の様子や中学生の主体的な防災活動を、日本人研究者の視点でまとめたアクション!ビジュアル・エスノグラフィーです。

地震・津波未災学国際Lab(iLETs)

iLETsは、日本と中南米地域における防災研究のハブとしての役割を果たし、持続可能な国際的防災ネットワークの構築を目指します。

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